2か月ほどの育児休業を取得した私ですが、男性が育休を取得する時代になってきたとはいえ、世間では色々な意見があることでしょう。
SNSなどを見回してみますと、男性が取得してもただの休みになって終わるだけとか、遊びに行っただけとか、夫がいても邪魔だとか、そんな感じでマイナスな意見もある印象です。
そんなわけで、パパが育休をとったときに、私自身の経験を踏まえて、意識しておきたいことなどを述べたいと思います。
せっかく育休をとっても、かえってパートナーの関係が悪化した、なんてことがないようにしましょう!
※こちらの記事もどうぞ↓
前提として育児をするための育休である

まず第一に、パパが育休がとりました、さあどうしましょうということなんですが、
当然育児をします。
なぜそんな当たり前のことをいうか、やはり積極的に育児に参加するためにはその主目的をはっきりさせたほうがよいと思うからです。
育児のためのお休みです。その意識から始めましょう。何のための休みか、そこのところをはき違えないように!
仕事のときとは過ごすリズムが変わりますし、ゆったりできる時間もありますが、子育てが生活のベースです。それ以外の時間がオマケとかボーナスみたいにくっついてくる感じです。
ママに休んでもらう、という意識で
第二の意識として、ママにはなるべく休んでもらおう、ということです。出産後の母親の体はダメージを受けていて、回復までには時間がかかると言われています。回復までの間はパパが頑張る必要があるでしょう。
育児を「手伝おう」、なんて考えはダメですよ!自分こそが主体的にやる気持ちで!なんだったら、授乳以外はすべてやる!という勢いで行きましょう。パパも育児の当事者なんですから。
とはいえ、全てやろうとするとすぐに疲弊しますので、意識としてはやる気を持ちつつも、実際の育児の上ではうまく分担することが必要になるでしょう。あくまで意識づくりですよ。ちなみに分担のイメージとしては、それぞれの家庭の考え方もあるでそうが、例えば、どちらかが赤ちゃんをなだめていたら、もう一方は掃除などの家事をこなす、感じでしょうかね。
育児スキルをマスターする

さて、育休の間は育児をするということで、具体的に何をするか、ですが……
抱っこ、オムツ交換、うんちのふき取り、お風呂、スキンケア、ミルクを作って飲ませる、ミルク飲んだらゲップを出す、哺乳瓶の消毒、着替え、寝かしつけ、爪を切る、洗濯、ベビーバスや浴室の掃除、オムツやミルクなどのベビー用品の買い足し、スキンシップ、コミュニケーションをとる……といったところが挙げられます。(生後間もない赤ちゃんの育児の中で特に大変なのは、寝かしつけと、泣いているときにあやすことだと思います)
まずは育児に必要なスキルをひととおりマスターしておくこと!
最初の頃はドキドキするかもしれませんが、繰り返しやっていけばすぐに慣れます。ひととおりこなせるようになれば、パパとママ、どちらかが体調不良でダウンしたりしてもカバーできます。
育児中心の生活リズムに慣れる
育休の間に生活リズムを掴むことも大切です。
育児が中心の生活は、時間、体力ともにかなり消耗します。仕事が始まるまでの間に、新たな生活スタイルに慣れておく必要があるでしょう。
かといって、私自身ももっぱら課題としており、育児だけでヒイヒイいって気持ち悪くなったり体調に支障が出ているのに、仕事が再開したらどうなるのだろうか、と気にしているところではあります。
とりあえず今はスキマ時間に体力づくりも取り入れるようにしています。
育休はできたら長く取得したい

どれくらいの期間、育児休業を取得するかについてですが、環境や条件が叶うならば、1年マックス取ったほうがいいと思います。
(場合によっては1年6カ月とか2年まで延長できますが、原則として)
私自身は2か月取得し、これでも相当に恵まれているほうだと思いますが、しかしいざ育児を始めてからは1年取得できたらよかったなと思いました。
というのも、赤ちゃんは日々様子が変わり、新生児のときの小っちゃな時期なんてすぐに過ぎてしまうわけです。その時期を一緒に過ごさないのは、とてももったいないというか、取り返しのつかないことになります。仕事をしていたら、少ししかその小っちゃな頃の姿を見ることができません。
あとになって、「あの頃の様子をもっと目に焼き付けておけばよかった」、「じっくり一緒に過ごせばよかった」、みたいな後悔をしないように、できることなら育休はとれるだけとることをお勧めします。
それだけ、新生児の時期は貴重なものとなります。抱っこして自分の懐に小さな存在が温もりをともなっておさまっている感覚。子どもが大きくなればそのフィットする感覚や、抱っこ自体もすることはなくなります。
小さいうちにたくさん抱っこしましょう。
まとめ
そんなわけで、今回は男性が育休を取ったらどうすればよいのか、意識することについて述べてみました。
①育児をするための育休であることを意識する。
②「手伝う」感覚ではなく、自分が主体的に育児に参加する。
③お世話の仕方について諸々マスターしておく。
④育休は叶うことならば名一杯取得しておこう!赤ちゃんの姿をしっかり見ておく。
これから育児する方は、子どもとの時間をぜひ楽しんください♪